“
- これからは大人の事情の戦略は通用しない、サンライズ宮河常務の語る今後のコンテンツ産業の新マーケティング - GIGAZINE
◆ガンダムUCの誕生
ガンダムエースで2006年の12月から連載して、それを徐々に単行本にしていこうと。この時に福井さんと話して、1500円とか2000円するハードカバーじゃなく、ジャンプコミックのような短い本で出したいという福井さんの希望があり、ガンダムエースで連載していたものをコミックエースという新しい装丁の本で出しました。そして今度は文庫になるときに、角川文庫とスニーカー文庫で出たんですが、角川文庫の「ユニコーンの日」という表題で出したものは、キャラクターの絵が一切入っていません。スニーカー文庫のほうには入っています。大人がちゃんと読めるようにしようよということですね。
大きな本で作ると、電車の中で読めないし値段は高いし、あまりいいことないんだろうなと思っていたんですが、小説家にはハードカバーこそ本なんだと考える人も多いそうで、そういう意味では福井さんは大したものだな、と。そういうのを全部捨てて、読みやすい物を作ろうよという提案をするっていう、これも新しいやり方なのかなと思います。
- これからは大人の事情の戦略は通用しない、サンライズ宮河常務の語る今後のコンテンツ産業の新マーケティング - GIGAZINE