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- 麻薬戦争のメキシコ、20歳の女子大生警察署長が誕生 | 世界のこぼれ話 | Reuters
メキシコ国内で最も「麻薬戦争」が激しい場所の1つである北部チワワ州で、20歳の女子大学生の警察署長が誕生した。
米テキサス州エル・パソとの国境に近いプラセディスでは麻薬犯罪が多発しており、数日前に当局者が銃撃を受けて殺害されたばかり。シウダフアレスの大学で犯罪学を学び、1児の母親でもあるマリソル・バジェスさんが、係官13人を率いる警察署長に就任した。
治安改善のために強力な麻薬組織と対抗することになるが、係官13人のうち9人が女性で、警察署にはパトカー1台と自動小銃3丁、拳銃1丁しかないという。
バジェスさんは20日、ロイターのインタビューに「自分たちを信じ、望みがあると信じることができれば、状況は改善することが可能。わたしはこれをやり遂げ、できるということを証明したい」と語った。
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