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- 「Σ(シグマ)計画」プロジェクト×(ペケ)
その後の「Σ計画」
2000年春。
通産省は、「未踏ソフトウェア創造事業」というプロジェクトを始めた。
毎年、8月を〆切として企業ではなく、個人、あるいはグループのソフトウェア開発の企画を募集し、それに対して援助するという事業だ。
国が進める「IT革命」絡みの事業であった。
それに飛びついた者の多くは、かつてΣ計画に飛びついたメインフレーム・メーカーのように、いかに予算を絞り取れるかだけに興味を抱いた。
プログラマ達の質問に対し、通産省の役人はしどろもどろだった。
状況は、大きくは変わっていない。
だが、その説明の文章の中で、通産省は、Σ計画が失敗であったことを自ら認めた。
Σの失敗が、生かされる可能性がでてきた。
今年の募集は2月以降に始まる。
2001/2/26
”- 「Σ(シグマ)計画」プロジェクト×(ペケ)