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- 「iPad」に2012年まで強力なライバルは現れない、iSuppliが予測 - 調査・統計ニュース:ITpro
iPadは、その販売開始からほぼ5カ月がたち、今後さまざまな競合製品が登場すると予想されるが、ここしばらくはiPadに強力なライバルは現れない ようだ。本格的な競合製品が登場する2011年にも、iPadは70.4%のシェアを維持できるという。2012年には、競合企業がiPad同様に、製品 エコシステムを築こうとアプリケーションやコンテンツの開発に力を入れる。それでもiPadのシェアは61.7%と、ほぼ3分の2を占めると iSuppliは見ている。
iSuppli市場調査ディレクターのRhoda Alexander氏は、「ライバルはすでに多くのリソースを注ぎ込み、Appleの支配を覆そうとしている」としたうえで、「しかし各社が自社製品を市 場投入するまでにはしばらく時間がかかる。またソフトウエアやインフラ環境を整備したり、Appleが提供しているようなフルパッケージの製品に仕上げた りするには、さらに時間がかかる」と説明する。
その根拠として同氏は、スマートフォン「iPhone」の競合製品の市場投入時期を例に挙げている。Appleが初代iPhoneを発売したのは 2007年の6月。iPhoneと同程度の機能を持った製品は、その後5カ月から2年の間にかけて登場した。しかし競合企業がiPhoneとの差異化を打 ち出したり、より高機能の端末を登場させたりするまでには約3年かかったとしている。
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