"　チェゼーナからインテルに移籍した日本代表DF長友佑都について、イタリア最大手のスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、大きく報じている。 　1日発売の同紙は、2、3面を使用し、長友について大々的に..."

“　チェゼーナからインテルに移籍した日本代表DF長友佑都について、イタリア最大手のスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、大きく報じている。

　1日発売の同紙は、2、3面を使用し、長友について大々的に報道。長友という選手について、「単純明快に述べると、ユート・ナガトモは韋駄天（いだて ん）だ。小柄で軽量なナガトモが、自陣サイドから敵陣に駆け上がる時、彼の細かいステップは、足に代わって渦が描かれた、スピード感が示されるような古い マンガの一コマを彷彿とさせる」と解説している。

　アジアカップで優勝した日本代表においても重要な役割を担ったと評価し、「ある意味、アジアカップはナガトモがもたらしたものだ。というのは、李へのクロスは、彼の悪魔の左足から放たれたものだからだ」と、賛辞を送った。

　さらに日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が長友を高く評価していたとの証言を紹介。「『ナガトモは超ビッグクラブで通用する選手だ』とは、ドーハ のホテルでの雑談で毎回ザックが話してきたことだ。もしかすると、ザックは既に何らかの情報を得ていたのかもしれないし、明言するほど明らかなことであっ たのかもしれない」と伝えている。

　また、サイドバックが本職の長友はセンターバックもこなすことができると解説。「彼がなんとかこなせる第３のポジションは、センターバックだ。1メート ル70ながら、驚異的なジャンプ力を備えるため、センターバックのポジションも可能とさせる」と、身体能力の高さを強調している。

　そして最後に、長友を“破壊者”と表現。インテルでの活躍に期待を寄せた。

「いずれにしろ、サイドバック、ほぼウイングのようなサイドハーフができるナガトモは、破壊者に等しい。なぜなら、スピードに長け、オフサイドラインぎり ぎりを抜け出す動きを好み、エリア内外からの正確無比なクロスを放つ。パッツィーニの能力を最大限に引き出すためには、ナガトモの才能が必要になるはず だ」”

- ザッケローニが太鼓判「長友はインテルで通用する選手」 （SOCCER KING） - Yahoo!ニュース