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" 米Googleは2月1日(現地時間)、米Microsoftが検索エンジン「Bing」の性能を向上させる目的で、Google検索の結果データを流 用していることが明らかになったと公式ブログで主張した。数..."

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“ 米Googleは2月1日(現地時間)、米Microsoftが検索エンジン「Bing」の性能を向上させる目的で、Google検索の結果データを流 用していることが明らかになったと公式ブログで主張した。数カ月にわたる“おとり捜査”の結果、流用を確信したとしている。

 GoogleがMicrosoftによる流用の可能性に気づいたのは2010年夏のことで、「tarsorrhaphy(瞼板縫合)」という専門用語の スペルミスと考えられる「torsorophy」を「もしかして」に反映させたのが始まりだったという。この時点ではBingでtorsorophyと入 力してもスペルミスを反映した検索結果は表示されなかったが、しばらくするとスペルミスの指摘もなくtarsorrhaphyの検索結果が表示されるよう になった。

 この結果を受け、Googleはこの可能性を裏付けるための実験をスタートした。まず、100あまりの合成クエリ――一般のユーザーが入力しそうもない 架空の単語――を作り、関連しないWebサイトと関連付け、20人のエンジニアにまずGoogleでこれらのクエリを入力・結果をクリックしてもらい、そ の後でInternet Explorer(IE) 8上のBingでも同じ操作をしてもらった。

 その結果、数週間後にはこれらの合成クエリのBingでの検索結果がGoogleと同じになったという。

 Googleはこの結果から、BingはGoogleの検索結果を流用していると結論付けた。同社は「われわれはイノベーションを信じており、われわれ の検索クエリに誇りを持っている。ユーザーのために検索アルゴリズムを向上させるために多大な人月を費やしており、これは簡単なことではない。われわれは 競争相手の検索結果をリサイクルしているようなアルゴリズムと競争したくない」と主張し、この結果を公表したのはMicrosoftにこの行いをやめて欲 しいからだと説明している。

 この件についてはGoogleが公式に発表する前に米ブログメディアのSearch Engine LandがGoogleから聞いた話として投稿しており、それに対しMicrosoftが公式ブログで流用を否定するコメントをしている。 Microsoftは「われわれはランキングアルゴリズムで1000以上のシグナルや機能を利用している。検索結果の共有をオプトインしているユーザーの クリックストリームデータもそこに含まれている」とし、「今回の“スパイ小説のような”行為はBingでのユーザーデータの使い方を正確に証明していな い」と述べている。”

- Google、MicrosoftがGoogleの検索結果をBingに利用していると主張 (ITmedia エンタープライズ) - Yahoo!ニュース

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