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"難しい対応迫られるSARVH、地デジ完全移行で“兵糧攻め”の可能性も  今回の判決は、一連の補償金をめぐる論争の中で初めての司法判断となるため、関係者の注目が集まっている。一方、一審の地裁判決である..."

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難しい対応迫られるSARVH、地デジ完全移行で“兵糧攻め”の可能性も

 今回の判決は、一連の補償金をめぐる論争の中で初めての司法判断となるため、関係者の注目が集まっている。一方、一審の地裁判決であることから、今回の判決で確定とはならず控訴される可能性も高い。

 しかし、SARVHにとって訴訟は時間との戦いでもある。東芝に続き、パナソニックやソニーもアナログチューナー非搭載のBD/DVDレコーダーを発売 しており、これらの製品の分は補償金を支払っていない。現時点ではアナログチューナーを搭載した製品を販売するメーカーも多いが、2011年7月のアナロ グ停波以降は、市販のBD/DVDレコーダーがすべてアナログ非搭載機に切り替わっていく。その際に判決が確定しておらず、各メーカーが東芝と同様の対応 を取れば、SARVHは仮に一審で勝訴しても収入が途絶えるという“兵糧攻め”に遭うことが考えられる。

 実際、口頭弁論ではSARVH側代理人が「被告は主張を細切れにしようとしているのではないか」といらだちを見せ、東芝側が引き延ばし戦術を取ってくることを警戒していた。あくまで筋を通して戦い抜くか、それとも早期決着の道を模索するか。難しい対応を迫られそうだ。



- SARVH対東芝の補償金訴訟、27日に判決――これまでの経緯を振り返る:ニュース

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