時事ドットコム:ヤクルト容器の登録認める=立体商標、ロゴなしで2例目-知財高裁
乳酸菌飲料ヤクルトの容器を立体商標として登録しなかった特許庁の審決を取り消すよう、ヤクルト本社(東京都港区)が求めた訴訟の判決が16日、知財高裁であった。中野哲弘裁判長は「ヤクルトの文字がなくても、形状のみで商品識別力を獲得している」と認め、審決取り消しを言い渡した。
ヤクルト容器の商標出願は2度目。前回出願では最高裁まで争ったが、登録が認められなかった。ロゴマークのない無地容器の立体商標はコカ・コーラ瓶に次いで2例目となる。