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- FoursquareとGowallaに告ぐ。「面白いフリ」をしてサービスを広げようとするのはもう限界だ
確かに友だちがどうしているのか気になることもあるし、時には自分がどこにいるのかを伝えたいこともある。しかしFacebookと競っていくとい うのなら、TwitterやGoogleの規模がなければ面白くないし、他の競合会社のサービスを使ってみようなどと思わない。
誤解してほしくないのだが、FoursquareやGowallaはアーリーアダプターを惹きつけるのに十分なエコシステムを構築したとは思ってい る。しかし「メイヤー」などに興味のない人にもリーチしようとするのなら、面白がるふりをやめて、わけのわからないスローガンに拘るのもやめにするべきだ ろう。メッセージはもっと簡潔であるべきだ。たとえば「チェックインしてクーポンをゲットしよう」なんていうストレートな表現の方が、多くの人に訴えかけ ることとなるだろう。
Grouponを見てみれば良い。Grouponには小洒落たモットーなどない。単に消費者に訴求して史上最速の成長カンパニーに なった。位置情報サービスというのは確かに今後も拡大していくことになるだろう。しかしサービスを利用することで得られるものを明確にしていかねばならな いと思う。たとえば「今ダウンタウンにいてお腹が空いているんだけど、どこか良いところはあるかな」とか「Kris Kringleのプレゼントを買いたいんだけど、どこで売っているんだっけ」などと相談を投げかけて待っていれば、ディスカウント情報が流れてくるなどと いうのはシンプルなメリットだ。
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