ディアナ様暗殺疑惑
作品序盤からローラが貯蓄ちょきんぎょに対し、「メーリーさん」と話しかけるシーンがある。一見して、乙女らしく実にほほえましい姿である。しか し、貯蓄ちょきんぎょが月の”メリー”ベルとの通信機だとしたらどうだろう。そう、ムーンレイスの地球帰還作戦は、ローラによって計画された地球圏制服計 画の一端でしか無いのだ。
月の運河人として生まれたローラ。働いても報われない生活。ディアナに対する肉染みは言うまでもない。ある日、月のロストマウンテンで偶然にも黒歴史を知る。太古の地球で起きた幾多の争い、地球に眠るターンエー、実写版セーラームーン、エニックスのロリータシンドローム、hydeの身長は156cmで あること、今回が15498回目に該当する事、自作のポエム集、おいらに惚れちゃ怪我するぜ、ローラは黒歴史の全てを知った。 ”ターンエーを使えば、憎きディアナへの復讐できる!” ローラは3行程度の緻密な計画を練り上げ、手始めに下僕のメリーベルをギンガナム隊へ送り込む。来るべき時までギンガナム隊を月にとどまらせ、月の内部事 情を得るためだ。一方ローラは地球帰還作戦前に、地球でターンエーの発掘を行う必要があった。ターンエーの眠るイングレッサへ行き、鉱山へ勤めたのはその ためである。領主に取り入り、パイロットにもなった。ターンエーも手中に収めることに成功。全ては計画通りである。憎きディアナによく似た女(キエル)は 計算外だったが思いのほか好転的に事は動いた。メリーベルから月の内部事情をもらいつつ、地球軍と月軍のパワーバランスを保つ。頃合いを見計り、メリーベ ルがギンガナムを挑発する。 「月の御大将も、地球の洗濯機にはかなわないだろ(笑)」 メリーベルの功績は大きかった。最終決戦でターンXを封印する際にも、ギンガナムへの挑発が必要不可欠であったからだ。戦いは終わり、ローラは両軍から英 雄として扱われる。戦後、キエルをディアナの影武者にし、ローラはディアナの療養に付きそう。計画は最終段階へと入る。 1年後、ローラはディアナをおいしいスープで毒殺。メリーは月のディアナが偽物であるとマスコミにリークを行う。ディアナはキエルに毒殺されたとも報道。 キエルの所持品から毒物が発見される。もちろん、メリーベルが仕掛けておいた物である。こうしてキエルはディアナ毒殺の首謀者として死刑。ハリーもキエル の愛人兼共犯者として死刑。ソシエもミランもフィルもみんなBAN☆。ローラが新しい月の統治者となる。月の民は歓迎した。ローラはディアナを殺害した報 復に地球への全面攻撃を行った。こうしてローラは地球と月を掌握することとなった。(冬の宮殿に封印された黒歴史より)
”- ロラン・セアック - アンサイクロペディア