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"トラップや追跡を避けるべく、彼らのスイッチにアクセスするために地方の回線業者や携帯電話会社に繰り返し定期的に侵入していた。ぼくの接続がそれと分 かったとしても、追跡するのがすぐには非常に困難な経路へとデ..."

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“トラップや追跡を避けるべく、彼らのスイッチにアクセスするために地方の回線業者や携帯電話会社に繰り返し定期的に侵入していた。ぼくの接続がそれと分 かったとしても、追跡するのがすぐには非常に困難な経路へとデータを移せた。ある報告では、下村やFBIは発信地までは追跡できず、特定できたのは携帯電 話会社だけだったと、下村が公言している。

捜査から逃げるにあたって、追跡のスピードや、FBIと下村が共有している、データの追跡やトラップに関する機密情報を、ぼくは過小評価していた。携帯電 話会社は、着信から追跡するのではなくて、NetcomのPOPダイヤルアップ接続を調べる課金データベースで番号の追跡を終らせていた。思っていたとお り、電話会社はぼくがそのとき使っていた携帯電話の発信地とMIN(Mobile Identification Number)を突き止めていた。ぼくが最低でも1日1回電話番号を変えるようになってから、携帯電話会社のエンジニアは、データを送ろうとする者全員の 発信地を監視していた。下村、マーコフ、そして電話会社のエンジニアは、Cellscope 2000を使って、携帯電話のシグナルを、発信地(つまりぼくの居場所まで)まで追跡したのだ。

逮捕の2週間前にローリーへと移ってから、ぼくは、使っているダイヤルアップ回線の本人確認(つまりはトラップと追跡)のチェックを怠っていた。逮捕の数 時間前はDMSスイッチにアクセスすると、CLI(Caller Line Identification)がリサーチ・トライアングル・パークのNetcomに割り当てられているダイヤルアップ接続の捜査グループにあることに気 づいた。ぼくは、調査の進捗程度やトラップを仕掛けている人間を、すぐに調べ始めた。誰かがThe Wellのサブネットから、ぼくがescape.comで使っていたアカウントにアクセスしているのが分かった。ログを調べようとし始めたそのとき、連邦 裁判所の執行官とFBIがぼく家のドアを叩いたのだ。”

- 本家インタビュー:ケビン・ミトニック - スラッシュドット・ジャパン

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