“「念力デバッグ」という仕事があって、ごく稀にお仕事を頂く。
念力デバッグというのは、安楽椅子探偵に似たようなデバッグで、デバッガやデバッグ用のコードを使わずに、直観と論理に基づく推理だけでバグを探すデバッグだ。
通常のデバッグでは、デバッガを用いたり、デバッグ用のコードを走らせたりできるので、念力デバッグの出番はあまりないのだが、既に仕様書やソースコード が存在しなかったり、実機に触れることができなかったり、その全てがなくて、バグレポートだけでバグ解析して運用回避手段を見つける必要があったりという 状況があって、そういう場合に、念力デバッグの登場となる様だ。
念力デバッグの結果は、材料が少ないときは特に占いめいていて、「午前2時に、おにぎりを大量に買ってみて下さい。日配品の集計モジュールを書いた人が、 コードを書いた当時に経験が浅かったとしたら、集計タイミングに売上が発生する可能性を考慮しておらず、一貫性が保てなくなった可能性があります。推理が 正しければ、件の現象が再現すると思われます。」といったレポートを書いて、推理が当たれば一件落着となる訳だ。”
- サーバ管理者日誌 続・クロールとDoSの違いと業務妨害罪と
念力デバッグというのは、安楽椅子探偵に似たようなデバッグで、デバッガやデバッグ用のコードを使わずに、直観と論理に基づく推理だけでバグを探すデバッグだ。
通常のデバッグでは、デバッガを用いたり、デバッグ用のコードを走らせたりできるので、念力デバッグの出番はあまりないのだが、既に仕様書やソースコード が存在しなかったり、実機に触れることができなかったり、その全てがなくて、バグレポートだけでバグ解析して運用回避手段を見つける必要があったりという 状況があって、そういう場合に、念力デバッグの登場となる様だ。
念力デバッグの結果は、材料が少ないときは特に占いめいていて、「午前2時に、おにぎりを大量に買ってみて下さい。日配品の集計モジュールを書いた人が、 コードを書いた当時に経験が浅かったとしたら、集計タイミングに売上が発生する可能性を考慮しておらず、一貫性が保てなくなった可能性があります。推理が 正しければ、件の現象が再現すると思われます。」といったレポートを書いて、推理が当たれば一件落着となる訳だ。”
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