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- タイタニック沈没は「逆にかじ」 航海士が家族に証言 - 47NEWS(よんななニュース)
1912年に起きた英豪華客船タイタニック号沈没事故で、生き残った2等航海士が事故後に「操舵手が指示を取り違え、かじを逆に切ったことで事故が起きた」と家族に証言していたことが23日までに分かった。2等航海士の遺族が近く出版する著書で明らかにした。
約1500人が犠牲となり、史上最悪の海難事故とされる同事故の原因はいまだ謎のままとされている。
米メディアによると、著書を出すのは2等航海士、チャールズ・ライトーラーさんの孫ルイーズ・パッテンさんで、祖母から証言を聞かされた。
証言によると、タイタニック号が氷山を見つけた際、回避できる十分な時間があったが、操舵手が「面かじいっぱ い」の指示を受けながら逆方向の左にかじを切ったことで衝突した。当時、帆船は進みたい方向の反対にかじのレバーを押すのが一般的だったが、帆船から蒸気 船への移行期に建造されたタイタニック号は帆船式の操舵法で、氷山の出現にあわてた操舵手が混乱したという。
ライトーラーさんはこの事実が判明すれば、海運会社が倒産するかもしれないと思い、調査でも「(原因は)分からない」と言い続けたという。
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